

11月23日に、ノマド村で「淡路柿豚の会」を開催しました。この柿豚会は、福岡の生産者である杉さん、秋吉さん、鎌浦さんと、その仕掛人である江副さんらによって6年前から始まり、今年初めて淡路島にもやってきてくれました。柿豚とは、売り物にできない柿を出荷2ヶ月前の豚さんに食べさせてできた、特別美味しい豚肉のことです。減農薬の柿に無農薬米、そして柿豚、これらの美味しく健康な食材を使って、夏のイベントに引き続き、大阪の眞野イタリアンシェフと森本フレンチシェフに料理してもらいました。地元の有機野菜や生パスタ、ひまわり油などもいっしょにコラボレーションしていただきました。


また今回は、江副氏による九州での地域活性事業やブランディング事業等のレクチャーも合わせて行い、柿豚のメンバーの生産者インタビューと共に、大変中身の濃い勉強会となりました。参加者には、生産者、料理人、漁業者、加工業者、アート、デザイン、建築、工芸などに関わる人、行政の方々など、多彩な顔ぶれが集まり、ノマドでの第一回ラウンドテーブルの企画でもありました。
参加者の皆様も、大変満足していただけたようで、今後も引き続き、このような企画を展開していきたいと思います。
スタッフで活躍してくれた、淡路島アートセンターの皆さん、どうもありがとうございます。
そして、素晴らしいお料理を作ってくださった、眞野シェフ、森本シェフ、そして福岡の柿豚メンバーご一行様どうもありがとうございました。
やはり若い生産者たちが思い切って、冒険することで、安全な良いものを作っていく、それがこれからの未来を切り開いていってくれる原動力となる、と実感しました。淡路でもこのような動きがもっともっと生まれていけば、若者が島で自信を持って暮らし、自ら文化を発信していけるようになるのではないかと思います。