2011年 03月 26日
3月26日
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今日土曜日のドイツの新聞 sueddeutsche zeitung で、ノマド村の活動が1面で掲載されたそうです。新聞社に勤める友人の編集者が載せてくれました。記事の内容は、ここノマド村の滞在者たちが、今回の東北大震災後の日々について、それそれが感想や日記を書き、それをひとつまとめたものです。また同時に、ドイツのラジオ局 Bayrischer Rundfunk でも、同様に私たちの作文を集めたものをドイツ語に翻訳し、オーディオプレイとして放送する予定です。皆で毎日作文三昧。子供たちも一生懸命協力してくれています。子供たちも、子供たちなりに、原発って何だろう?どんなふうに私たちの身に危険が及ぶのだろう?これから私たちの生活や日本の未来はどうなってしまうのだろうと、心を痛めています。
今回の私たちの活動は、まさにソーシャルアートの活動だと考えています。人と人が協力し合い、今私たちの社会に何が必要かを考え、行動し、表現していく。 一人の天才の作品を敬う今までの芸術のあり方から、数多くの人々のパワーが集まり表現されるものも、ひとつのアートとして考えます。
by nomadomura
| 2011-03-26 16:10